結婚は妥協が必要?妥協してもよい条件と絶対に妥協してはいけない条件を紹介

婚活を頑張っていてもなかなか結婚できなかったりすると「理想が高いんじゃない?」とか「妥協が必要だよ」といったことを周囲から言われることもあるでしょう。実際、結婚できない人は理想が高いことも多く、妥協が必要なこともあります。しかし、なかには妥協してはいけない点もあるので注意が必要です。

今回は、そもそも結婚には妥協が必要なのかといった疑問について解説。妥協してもよい条件と悪い条件にも触れているので、「妥協」について悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

目次

結婚には妥協が必要?

結婚には妥協が必要かどうかと言われると、妥協は必要です。なぜならこの世に完璧な人はいないからです。ただし、Aさんにとって妥協であっても、Bさんにとっては気にならない場合もあるため、妥協点は人それぞれ。そのため、妥協点は一概には言えません。

また、勘違いしがちなのが「妥協=誰でもよい」ではないことです。誰でも良いからと相手をよく見もせずに結婚してしまうと、高確率で後悔することになるので注意が必要です。ではどうするかというと、理想とする結婚相手に求める条件を洗い出し、その条件に優先順位を付けていくことが大切。優先順位が高くない条件=妥協点と考えるのが正解です。

【男女別】結婚相手に求める条件

まず妥協しても良い点悪い点を紹介する前に、世の男性が結婚相手に求める条件を把握しておきましょう。少し古いデータですが、平成26年に内閣府が調査した「結婚・家族形成に関する意識調査」によると、男女別に結婚相手に求める条件は下記のようになります。

順位男性順位女性
1価値観が近いこと1一緒にいて楽しいこと
2一緒にいて楽しいこと1一緒にいて気をつかわないこと
3一緒にいて気をつかわないこと3価値観が近いこと
4金銭感覚4金銭感覚
4容姿が好みであること5経済力があること

男女ともに「一緒にいて楽しいこと」や「一緒にいて気をつかわないこと」、「価値観が近いこと」が上位にきています。この結果から結婚に対して精神的安定を求めているのが見てとれるでしょう。女性のなかには、「経済力があること」を挙げる人も多くいますが、これには少し注意が必要です。

内閣府が発表した「少子化社会対策に関する意識調査」によると、女性が男性に求める理想の年収は「400~600万円」が最多となっています。

しかし、国税庁が公開している令和2年分 民間給与実態統計調査の階級別分布では、男性の年収は300~400万円以下の層が最も多くなっているので、女性の理想と男性の実際の年収には差があるのが現実です。つまり、結婚相手に求める条件として、年収は「妥協すべき条件」の1つだと言えるでしょう。

結婚相手に妥協してもよい条件

結婚を望む際に、下記のような条件にこだわる必要はありません。

  • 見た目(容姿や身長)
  • 年齢
  • 学歴
  • 住む場所

結婚に求める条件にあったとおり、優先すべきは一緒にいて楽しいか、気をつかわないかといった、「居心地」に関する条件です。上記のような条件では結婚生活の安定は得られないので、早めに妥協してしまいましょう。

見た目(容姿や身長)

確かにイケメンや長身の男性であれば、近所の人や友人からもうらやましがられるかもしれません。しかし、それも時間の問題。若いうちはよいかもしれませんが、人間誰しもが歳を重ねるごとに容姿も衰えます。

本人が努力すればずっとかっこ良くいられるかもしれませんが、時間とともに魅力的に見えていた点も衰えていくのが普通です。むしろ魅力に感じていた分、年齢を重ねた姿にがっかりすることになる可能性もあるでしょう。

さらに価値観が合わなかったり、一緒にいても楽しくなかったりする場合は年月を重ねるごとに、ため息の絶えない結婚生活を送ることになるでしょう。

年齢

「年上(年下)が好み」「年齢差がある夫婦は考えられない」といった年齢に対するこだわりを持っている人もいるでしょう。しかし、結婚はゴールではなくスタートです。これから始まる結婚生活において、年齢が支障をきたすことはありません。

年齢差がある場合はジェネレーションギャップにより話が合わないなどの問題が出てくるかもしれません。また、年齢差で相手をバカにするなど、倫理観のない人は考えものですが、普通に話し合いができる人であれば年齢差や年上年下といった好みは自己満足に過ぎないことを覚えておきましょう。

学歴

厚生労働省が公表している「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、学歴別の男女の収入は下記のようになっています。

学歴男性女性
高卒295万円218万円
専門卒309万円263万円
高専・短大卒345万円258万円
大学391万円288万円
大学院卒465万円404万円

学歴が上がるほど年収が上がるのも事実ではありますが、年収は学歴というよりも就職する企業によります。そのため、「高学歴=年収が高い」とは限りません。つまり高学歴で高収入の人は少数派ということになります。

さらに婚活でも高学歴(高収入)は激戦区なので、ライバルが多くいます。そこで選ばれれば良いのですが、問題は選ばれなかったとき。婚活にかけてきた時間を無駄にすることになるので、結婚したい女性にとっては大きな痛手となるでしょう。

また、学歴で人となりを図ることはできないので、フィルターをかけてしまうと、本当に相性の良い人との出会いを逃してしまう可能性が高くなります。そのため、学歴にこだわり過ぎるのはやめておきましょう。

住む場所

住み慣れた土地を離れたくないから、地元や馴染みの土地に住んでくれる人と結婚したいという人は意外と多くいます。ただし、「特定の土地に住む」という条件でフィルターをかけてしまうと、それだけで出会える人は減ります。

「住めば都」という言葉があるとおり、知らない土地でも慣れれば都になります。新たな土地に移住してみると新たな友達やお店を発見できたり、生活における利便性が向上したりと良いこともあるかもしれません。

勤務地に近い地域に引越せば、通勤時間が短縮される分、夫婦二人の時間も取りやすくなるなどメリットも多いので、場所にこだわりすぎるのもおすすめできません。

妥協すると後悔する条件

妥協してもよい条件に対して、下記のような点を妥協してしまうと結婚後に後悔する可能性が高くなるので注意が必要です。

  • 話し合いができるか
  • お互いを尊重できるか
  • 思いやりがあるかどうか

主に性格面では妥協はしないことをおすすめします。

話し合いができるか

長かれ短かれ、「交際期間を経ているから上手くいくはず」と思っていても、結婚生活となると話は別です。婚姻関係を結んだとはいえ、昨日まで他人同士だった2人が一つ屋根の下に暮らすことになるので、結婚してすぐは大小あれどトラブルがつきもの。しかしそのトラブルは多くの場合、話し合いで解決できるものです。

そのため、トラブルから目を背けることなく話し合いができるかという素質はとても重要な条件です。お互いが協力して問題に向き合い、家庭を良いものにしようとすれば、大きなトラブルが起きても解決へと導けるでしょう。

お互いを尊重できるか

違う土地・生育環境で育った二人が出会い、交際期間を経て結婚して夫婦となります。そのため、考え方や価値観が異なるのは当然のこと。その違いを無理矢理に押さえつけようとする相手との結婚はNGです。

どちらかが我慢して成り立つ関係は、遅かれ早かれ「破綻」という未来が待ち構えています。反対にお互いを尊重できて、かつ相手を大切にできる人とであれば幸せな結婚生活を遅れる可能性が高いでしょう。

思いやりがあるかどうか

古い価値観ですが「家事育児は女性の仕事」と考える男性は令和の時代においても少なくありません。それに加えて女性は社会進出しているため、外での仕事もこなさなければいけないと精神的にも体力的にも大変です。

その「女性ばかりが苦労する」状況を良しとする男性とは、結婚してからも苦労するでしょう。たとえば買い物したあとに荷物を持ってくれたり、体調が悪いときには気遣ってくれたりといった小さな思いやりはもちろん、家事育児は一緒にやるものという考え方も重要なポイントです。

お互いに対して思いやりがあるかどうかは結婚生活を円滑にするための第一歩なので、妥協しないようにしましょう。

まずは求める条件を書き出してみて

先にも少し触れていますが、まずは自分が結婚相手に何を求めるかを書き出してみることが大切。そのうえで、絶対に譲れないものから優先順位を付けていきましょう。

婚活をするなかで「結婚したい」と思う気持ちの前に、相手に抱いた小さな違和感を見て見ぬフリをしてしまうこともあるかもしれません。そういったときにこそ、「求める条件」が結婚に進むか否かの判断基準となり強い味方になってくれますよ。

理想の結婚を叶えるならつくしブライダル

自分自身で書き出した条件が、実は幸せな結婚生活を歩むのに、大して重要な条件ではない場合も往々にしてあります。また書き出した条件が周囲からみて「高望みしている」と言われる場合もあるでしょう。

つくしブライダルでは脳科学を活用して、「本当の理想の人」の条件を探り出します。その結果として導きだされた相性の良い人を紹介するので、入会から半年以内で78%もの人がご成婚しています。また、求める条件が「高望み」と言われるものだとしても大丈夫。婚活しながら自身の魅力を高められる月次講座も会員様向けに無料でご提供しています。自身の価値を高めながら理想の結婚相手に巡り会えるよう、全面バックアップ体制を整えているので、婚活が不安な人も安心してご利用いただけます。

ご成婚退会後は、3年間の無料サポート付きでご結婚後の支援体制もバッチリ。多くの方が”幸せな”結婚生活を送っています。
私たちは夢と目標を持っている女性を応援しています。人生で1、2を争うほどの大きな決断である「結婚」において、妥協をするのではなく自分自身の価値を高めて理想の結婚生活を実現したい方は、ぜひ無料相談でそのお気持ちをお聞かせください。

まとめ

結婚相手に多くを求めてしまうと、結婚がどんどん遠のきます。そのため、結婚にはある程度の妥協はつきものです。妥協と聞くと理想を諦めなければいけない、といったネガティブな印象を受けるかもしれませんが、そもそもその理想が”幸せ”な結婚において、大した価値のないものである場合もあります。

理想の結婚相手は人それぞれです。まずは他人の目や意見を気にせずに、何が理想なのか、どういった条件が譲れないのかを、深掘りしてみるところからはじめてみましょう。そうすることで、自分が望む”幸せ”な結婚に一歩ずつ近づいていけるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次